Jリーグ選抜UAE遠征(1)
U-14、U-15、U-16が、それぞれオランダ/ドイツ、ブラジル、アラブ首長国連邦の海外キャンプへ
Jリーグは今年も8月18日から9月1日の期間、育成年代の選抜チームを海外キャンプに派遣した。2005年に始まったこの海外キャンプには、昨年までU-15 Jリーグ選抜が日伯友好カップに出場してきたが、今年はさらに地域と年代のカテゴリーを広げ、U-16 Jリーグ選抜がアラブ首長国連邦(UAE)キャンプ、U-14 Jリーグ選抜がオランダ/ドイツキャンプを実施した。
現地では試合や練習のほか、社会見学や現地の人々との交流も実施。サッカーを取り巻く環境をはじめ、気候、生活習慣が異なる地域で過ごした約1週間の貴重な経験は、参加した選手やスタッフにとって、今後のキャリアに大きな財産となることだろう。
(Jリーグニュース2008年9月号より抜粋)
(中)ユースのプールで調整する選手たち
(右)サッカー教室(小学校低学年)ドバイ日本人学校にて
今回、新たな試みとなったのがUAE キャンプ。日中の気温が40 度を超える中東の国が選ばれた理由の一つを、団長として引率したJリーグの山下則之 技術委員長は「日本が世界の舞台に立つためには、中東勢との戦いが不可避。プロ契約も近い年代の選手に、その土地でのプレーや生活を体験させる
のも、非常に有意義なこと」と語った。
実際に日中はトレーニングが難しい高温のため、夕方の練習までの時間の過ごし方、エアコンの効いた屋内でのコンディショニング、試合や練習時の飲水など、さまざまな課題を解決していく過程で、選手にとってもスタッフにとっても、「欧州や南米では得ることのできない貴重な経験」(山下技術委員長)を積むことができた。
また、ドバイの日本人学校では、約160 人の児童を対象にサッカー教室も開催した。学年別に多彩なメニューで子供たちを楽しませる手際の良さは「コーチらが普段から行っている巡回指導などの成果」(同)。お手本を披露した選手たちもサイン攻めにあうなど、充実したときを過ごすことができた。その後、児童や父兄の方々は日の丸の小旗を持って試合の応援に駆けつけてくれるなど、交流はさらに深まった。
アル アインとの試合では、体格やスピードに勝るU-18 の選手と、猛暑の中で90 分の試合も行った。選手、コーチ陣が、チームとして一つになって戦う強いメンタリティーを持って挑み、激しいプレーに押されながらも5−4
と勝利を収めたことは、選手たちにとってかけがえのない経験となり、自信となったことだろう。
(以上 Jリーグニュース2008年9月号より抜粋)
(右)U−18アル・アインと真剣勝負
MIYOKO Akiyama (2008-10-01)
■ 写真について MIYOKO Akiyama撮影




