馬券がなくても楽しめる
ドバイWCには馬券がありません。そんなのでどうして楽しめるのかな?とお考えの方、心配ご無用です。日本のように、競馬新聞片手に一喜一憂して気色ばむ場面は見られませんが、その分穏やかにゆったりと、競馬に関心なかった人でもなぜか結構楽しめてしまいます。ギャンブルのイメージとは程遠い華やかな社交場といった風情で、日本では気恥ずかしくなるようファッションも、ここでは全く浮きません。人間ウォッチングと各国の屋台だけでも、一見、一味の価値ありです。






■ 無料席
ナド・アル・シーバ競馬場は、スタンドとコースの間にパドックがあります。スタンドの一般席は無料で開放され、第1レースの開始は5時に関わらず、3時にはすでにどこも満席状態です。さらにパドックの周りも人であふれ返り、ピクニック気分でシートを広げ、飲み食いしている家族連れも大勢います。これらアルコール類禁止の無料エリアは、アジア、アフリカからの出稼ぎ労働者たちで占められています。


■ 有料席
有料の指定席は、ドバイ・レストラン、ミレニアム・グランドスタンドなど、数々のホスピタリティ(VIPエリア)での豪華なフルコースとセットになっています。その大部分は大相撲の升席のように、ドバイWCの協賛企業等が得意先の接待用として買いあげて、商談の場として利用されることが多く、またチケットは発売後すぐに売切れてしまうこと、高額なことなどで、一般客は入手し難いようです。
外国人観光客の多くは、通常はゴルフ・コースとして利用されている、インターナショナル・ヴィレジで観戦します。(入場料約¥5,500アルコールOK、しかし飲食別料金)ここも他のホスピタリティ同様ドレス・コードがあり、ヨーロッパの競馬場さながらの、華やかな光景を見ることができます。各国のグルメが気軽に楽しめるほか、ファッション・コンテストも開かれ、賞金はBest
Dressed Lady 5,000ドル、Best Dressed Couple 4,000ドル、Best Hat 3,000ドルで、誰でも参加できます。
ドバイWCには馬券はありませんが、実はそれに変わる?!Pick 7 Competitionがあります。無料で参加できるコンペティションというところがミソです。賞金は50,000ディルハム(約1,600,000円)今回は13名が全7レースすべての勝馬を的中させ、1人当たり約123,000円を持ち帰りました。
インターナショナル・ヴィッレジ開門と同時に、14:00から開始されるファッション・コンテストと帽子コンテスト→16:30 Pick 7受付締め切り→17:00第1レース(カハイラ・クラシック)〜21:20第7レース(ドバイWC)→21:40
Pick 7結果発表まで、連続してプログラムに組み込まれているのです。そうです、ドバイWCとは単にレースを観戦するだけでなく、競馬を巡るゴージャスで楽しいお祭り騒ぎなのです。


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■ 写真について MIYOKO Akiyama撮影