2007年2月8日

 
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世界との違い

【メンタル】
・勝ったら喜び、負けたら悔しがる。この喜怒哀楽を素直に表現できる。
・攻守の切り替えが早い。
・世界の選手は、『闘う気持ち』『勝つことへのこだわり』『執念』を持っている
・世界の選手は、満員のスタンドの異様な雰囲気・ブーイングもプレッシャーを跳ね除け、いつも以上のプレーを出せる。
・世界の選手は、集中力が高い。遊ぶ時は遊び、食事する時は食べ、サッカーする時はサッカーをする。それぞれをメリハリをつけて楽しんで行える。
【スキル】
・止める、蹴る、運ぶ、テクニック面は世界との差はさほどない。
・ドリブルやキープ力は、世界でも通用していた。
・一瞬のスピードやキック力の精度は、ずば抜けた選手が世界にはたくさんいる。   

指導者の感想

 ヨーロッパの各国を代表するチームと海外で、8試合を出来たことは、指導者・選手にとって、すごい刺激になりました。国内の公式戦に負けても泣かない選手達が悔し涙を流したり、落ち込んだりしたのを見て、選手のメンタル面の変化を見れたのは収穫だった。技術面でも十分に通用でき、6位という成績が出たことは、選手も指導者にも良い経験になった。
 また、ピッチ外(ホテル、レストラン、スタンド)での選手同士の国際交流が積極的に出来たのは、12歳ならではないでしょうか。言葉は通じなくても身振り手振りとサッカーで会話をしていた選手の笑顔は忘れることはないでしょう。3日間という短い期間であったが、言葉では表せない貴重な経験をさせてもらい、今後の活動に選手共々生かしていきます。
(U12監督 佐藤 真一)
 
 フットサルの試合を、世界大会という舞台でするということで、選手は浮かれていた。フランスに到着し、初めの予定だった観光を練習試合に変更したことが1つのポイントだったと思う。
環境の変化に戸惑い試合に負けることにより、「観光気分に戦う気持ちが芽生え、勝利することで不安が自信に変わった。」
 たった2試合の練習試合でこれほど心境に変化が生まれることは日本ではないと思う。それでも甘い気持ちの残る選手達が目の当たりにしたのが、外国選手の勝負にたいする強いこだわり、熱い気持ちでした。6位という結果は、この3日間の遠征の中で、選手に変化が起こった結果だと思います。
 言葉が通じない選手同士が、たった3日間で友人になれる。小学生で海外なんてまだ 早いという意見もあるが、すばらしい体験や経験は早いにこした事はない。絶対今後も続けるべきだと思います。
(U12コーチ 久川 直裕)
 
    

選手の感想

 気持ちを入れて100%の力を出してプレーできた。練習試合で勝ったチーム負けたのが悔しい。外国選手はドリブル・パス・シュートもうまい。(R.K.)
 
 外国人はスピードに乗ったプレー(ボールコントロールなど)がうまい。フランスの町はレンガの建物が凄かった。また行きたい。(R.S.)
 
 気持ちを入れて試合に臨めた。自分達は点を折れられると「しょぼん」となるが、外国チームは取り返すという気持ちが強かった。外国チームに負けているところがたくさんあるので、もっと練習してうまくなりたい。(N.Y.)
 
 外国の選手との違いは、気持ちの面が違うと思う。「絶対に勝つ」という強い気持ちで試合に臨んでいた。パススピードも速いので、自分達もレベルアップしていきたい。(M.H.)
 
 外国選手と試合や交流できたことが良かった。試合で得点チャンスがあったが決めれなかったことが悔しい。でも切り替えは早くできた。(T.H.)
 
 たくさんの外国選手の友達がつくれてよかったし、良い試合がたくさん出来て良かった。外国選手は気持ちの入り方が違っていた。(Y.Y.)
 
 外国選手はスピードが速く、ステップもすごい。気持ちの強さもあり迫力があった。フランス遠征で良い経験が出来た。採点は80点です。(R.K.)
 
外国チームはテクニックもすばらしく切り替えも早い。今のままでは通用しないので、もっと練習して外国選手に追いつきたい。ドルトムントの選手と友達になれてうれしかった。(A.K.)
 
 外国チームは、声がすごく出ていてチームが盛り上がっていた。身体もでかくスピードもあった。試合前「いいプレーしたんねん!」と気持ちばかりで、「サッカーを楽しむ」ことを忘れていたのであまり良いプレーが出来なかった。(T.T.)
 
 外国チーム試合・交流・会話が楽しかった。身体が強く足元もうまく、負けたのは悔しいけれど、6位になれてよかった。良い経験になった。(K.M.)
 
 外国選手とたくさん友達になれて良い国際経験が出来た。海外チームは失点しても取り返そうと必死にプレーしている。今はうまくない選手が、いづれはジダンやアンリみたいな選手になれるのは、モチベーションの高さの違いがあると思った。(S.H.)
 
    

総括

 選手も指導者も海外に出て世界のサッカーを「観て・聞いて・感じる」ことが重要である。
ヨーロッパの選手は、身体の大きさ・スピードの部分での若干ちがいがあるが、それでも日本人選手より小さな選手もいる。 切り替えの速さ、判断の早さは、ヨーロッパの選手の方が上である。 一部のずば抜けた選手を除けば技術面に大差はない。大きく違うのがメンタルの部分だと思う。やはり、メンタル面の差は大きい。勝負に対するこだわり、負けたくない気持ち、このあたりは大きな差がある。
  また、全選手に聞いたわけではないが、ヨーロッパの選手は、この時期から将来の目標を明確に持っている。ランスの選手(GK)は、「スポーツの先生か、プロ選手になる」と答えた。 今後、我々は技術・戦術面のトレーニングはもちろんだが、メンタル面のトレーニングを行う必要がある。それは、指導者のメンタル面も変えていかなければならない。それには、選手も指導者も海外に出て世界のサッカーを「観て・聞いて・感じる」ことが重要である。
 最後に、日本サッカーの発展は「日本の教育文化」と大きな関わりがある。上からものを言われ、自分の意見すら聞き入れてもらえない教育が今もまだ残っている。しかしそれでは、「自分で考え、判断し、行動する」選手は、なかなか育たない。 日本サッカーが世界においていかれない様にするために、どうすればいいのかを皆さんも考えるべきである。

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